金作原原生林の探検ツアー

今日もカラッと涼しいです。まあ、仕事なので屋内にいるのが残念なんですけど。

ということで、奄美大島の話の続きなんですが、
金作原原生林の中に入って、昔からある自然を体感してきました。

入り口には柵がありましたが、これは車止めのようですね。
横から人が入っていけるようになっています。

奄美大島にはハブがいるので、昼に出てくることはあまりないそうですが、
可能性が全くないわけでもないので、道の真ん中を歩きましょうと。

何かそう言われちゃうとちょっと怖いけど、無事会わずにすみました。

で、金作原原生林といえばこちら。ヒカゲヘゴと言います。

上へ上へと伸びて行く間に枝のようなものを次々と落としていくので、
その跡がついているということなんですけど、この幹のような部分が実は根っこで、
それが地表に出てきて、上へ上へと伸びて行っているんだそうです。

原生林には植物がいっぱいなので、生存競争が激しいということで。

歩いているとあちこちを歩き回っているのがこの子。ザトウムシです。
クモのように見えますが、系統としてはダニに近いとか。へー。

きれいなトンボも。リュウキュウハグロトンボです。
オスの方が体がメタリックブルーできれい。

なんて歩いていたら、前の方からリュウキュウアカショウビンの鳴き声が。
ぴゅーろろろって。独特な鳴き声なのですぐにわかります。

リュウキュウアカショウビンは、以前に西表で見たことがあって、
カヌーツアーの帰り道に車の前を横切ったんだよね。

なので、今回も見えないかなーって前の方を見ていたら赤い姿が。
視界に入ってきてくれましたー。うれしいですね。

カワセミの仲間ということで、たしかにそうですね。出てきてくれてありがとう。

45分ほど歩いたところで、オキナワウラジロガシという大きな木のところへ。
こちらで記念撮影をして、それで折り返しました。

いやー、ともかくね、行ってよかったですね。
あの自然がいつまでも残っているといいなーと思います。

まあ、あの原生林に入らなくても、アカショウビンの鳴き声を聞けたりするし、
トンボもあちこち飛んでるし、島全体が自然豊かなんですけどね。

貴重な体験ができてよかったです。