高千穂神楽を見る
- 2019.11.08
- 旅の話
今日は昼の仕事がお休みで、おかげでゆっくりできました。
まあ、夜は出なきゃいけないのですが、夜だけならね。
夜しかない時は自転車で向かうのですが、いい運動にもなります。
さて、九州の話は高千穂までやってきました。
高千穂峡を散策して、ホテルに戻ってきてゆっくりして、夕食です。
その名も「天戸弁当会席」で、豚しゃぶおいしかったなー。
で、食べ終わってゆったりしていたら、
ホテルの方が声をかけてくださって、お神楽を見に行くんですか?って。
行くと答えると、じゃあ、早く行った方がいいですよって。
前で見た方が楽しめるからって。
ということで、さっそく高千穂神社へ向かいました。
神楽殿で行われるのですが、45分前くらいに着いたら見事に最前列をGET!
ちょっと待ちましたが、神主さんが出てきてまずは説明をしてくれました。
なかなかわかりやすくてありがたいですね。
高千穂で行われている夜神楽は、集落ごとに民家などで催されるもので、
夜通し舞うことで奉納するものなのですね。
で、この神社で行われる「高千穂神楽」は、
「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」という、
代表的な4つの舞を1時間にまとめて見せてくれるのでした。
最初の「手力雄の舞」は、手力雄命が天岩戸を探し出す様子を表したもの。
舞っている方は声を出したりはしないので、
太鼓の音がその感情などを表したりもしているのでしょうね。
次の「鈿女の舞」は、岩戸の前でおかしな踊りをして誘い出そうとするもの。
おかしな舞いと行っても、別におかしいことはないんですけどね。
待っていることで衣が少しはだけたのを周りが見て笑ったという話のようです。
そして、「戸取の舞」は、手力雄命が岩戸を取り除いて天照大神を迎えるもの。
こちらは映像を撮ってきましたので、ぜひご覧ください。
雰囲気だけでも味わっていただければ。
これを夜通しやるというわけですから、舞う方も見る方も大変ですね。
最後の「御神体の舞」は、イザナギとイザナミがお酒を作って、
それを飲んで酔っ払って楽しそうな様子を表していました。
途中、客席の方までやってきて、一緒に写真を撮り始めたのには驚きました。
とてもいい体験ができてよかったです。
なかなか見ることができないものを見せていただいて、本当にありがたい。
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