「しゃべれども しゃべれども」

だいたい2年前に買ったヘッドホンが壊れてしまいました。

ノイズキャンセリングのヤツなんだけど、
スイッチを入れなければ普通に音楽が聞こえるんだけど、
ノイズキャンセルをオンにすると左の音が聞こえなくなっちゃってね。

新しいのに買い換えてもいいんだけど、
今のやつの形が気に入っているので修理に出そうかと。

家のそばに代理店があってよかったです。

さて、今日は映画を見に行ってきました。

今月は勝手ながら映画月間ってことにするので、
これから4週にわたって映画を見まくってみたいと思います。

っていっても、4つしか見ないわけだけどね。
忙しかったりしたら計画中止になりますが。

で、第1弾は「しゃべれども しゃべれども」です。

国分太一が落語家役なんだけど、
同じTOKIOの長瀬智也がやったときとは大違い。

まじめなんだけど話がうまくなくてね。
でも、それでもがんばっている姿がよかったです。

ただ、あれはホントに演技なのか?って思ってみたり。

話がうまくないように話しているという演技上手なのか、
ほんとに話がうまくない演技下手なのか、
おそらく前者だと思うんですけどね。

ストーリーは何か劇的なものがあるというわけでもなく、
淡々とすぎていくんだけど、
そのなかで下町のよさというか情緒も感じられて、
笑いもありでゆったりと面白かったです。

昼間っからそば食いながらで日本酒ってのがやっぱ粋ですね。
そのマイペースさがいいんだろうね。

感想は以下でございます。


 みんな、何とかしたいって思ってる
今のままじゃ、だめだから

これがメインテーマなんですね。

4人がそれぞれに努力して成果をあげていく。
その姿を見ていて、自分のことをちょっと反省しました。

後半に出てくる国文太一の「火焔太鼓」って落語が、
とても笑えるんだけど、泣けてくるんです。

それまでの話し方とは大きく違って、ほんとに面白いんだけど、
笑いながら、自然に涙が出てくるんですよ。

ただ、
4人とも結果としてはいい感じで終わるんだけど、
その過程がなかなか見えてこないというか、
そこは努力してたんだよって感じでシーンとしては登場しないんですね。

ただただ、落語を覚えてるって感じのところはあるんだけど。

なので、
落語が技術的に向上したってのはわかるんだけど、
心情の変化というか、その過程はあまり見えてこなくて、
ダメでした→良くなりました、って感じで途中がない感じなので、
そこはちょっとどうかなと思いました。

時間が限られているからしょうがないのかもしれないけど。

あと、最後に恋愛的な要素が入ってくるんだけど、
そこはやっぱり必要だったのかなーと。

途中からたしかにちょっとその感じがにおってはいるんだけど、
恋愛要素って入れなきゃダメですか?

なんか、そのために国分太一ががんばったみたいな感じもどうなのかと。

制作が日テレ系だったので、1年後にはテレビで流れそうですから、
みなさんはそちらでご覧になればいいかと思います。

いい話ですよ。

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