左か右か

そういえば6月になったんですよね。なんか早いね。

今月は休みの日が少ないので、がんばっていきましょうね。
まあ、あっという間に7月になって、あっという間に暑くなるのかな。

でも、今日はからっとさわやかな感じでいいですね。

さて、ご覧になった方もいるかもしれませんが、
この間、新聞を読んでいたら知らない言葉が出てきました。

お酒に関する記事だったんだけど、
そこに「左党」という言葉が出てきていて、
なんじゃこれ、と思ったんだけど、どこにも解説が出ていなくて、
みんな知ってるでしょ的に使われていたのでした。

これって一般に知られてる言葉なのかなー。

で、調べてみたら「左党」ってのは酒飲みの人を指す言葉なんだと。

「上戸」と「下戸」という言葉もあるけどね。
「左党」と「右党」ということにもなるってことですね。

なんか、右だとか左だとかいうと、
どうしても、イデオロギー的なものを想像してしまうんだけど、
それとは全く関係ないわけですね。

じゃあ、何で「左党」が酒飲みを表す言葉なのかってことで調べたら、
酒を飲む杯は左手でよく持つからって書いてあったのもあったんだけど、
それよりももっともらしい説明がありました。

大工さんが作業する時に、気に溝を掘る時に「のみ」を使うわけだけど、
この「のみ」は左手に持って、右手で「槌」を持って打つんだそうですよ。

ってことで、左手に「のみ」を持つところから、
掛詞というかシャレというかで「左党」になったようなんです。

なかなか粋な感じでいいねー。

ってことで、昔の人なら知ってる言葉なのかもしれないけど、
若い人にはどれだけ浸透してるんですかね。

新聞の記事を書いている人が、
けっこうな歳の人か、それこそ「左党」の人だったのかな。

甘党とかG党とかそんな言葉は聞いたことあるけどね。

昔ながらの言葉を残していくってのも、
ある意味では文化の1つなのかもしれないからいいと思うけどね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です