「川の参詣道」も世界遺産です

今日も暑いですね。クールシェアで電気代を節約したいところです。
でも、家に帰った時が暑いんですよね…。

さて、熊野の旅の話の続きですが、まだ2日めです。
熊野本宮大社を参拝して、午後は新宮行きのバスに乗って、途中の道の駅で下車。

熊野古道はいろいろありますが、「川の熊野古道」というのもあるんですよね。
ということで、舟下りで新宮へと向かいました。

いろいろな人が舟を使っていたのかと思ったら、高貴な方たちだけだったんだそうで。
そうですよね、人もお金もかかりますものね…。

熊野川の流れは思ったよりは早くて、でも、船のエンジンを使って1時間ちょっとの舟旅。
かつては4時間かけて下って行ったそうです。歩くともっとかかりますけどね。

各所でガイドさんが丁寧に説明をしてくれるが有り難かったですね。
滝もいくつか見えました。雨が少なくなる時期は見られないこともあるそうで。

川沿いにあるかつての参詣道も見えました。水害で崩れてしまっているそうです。

途中、鬼の骨が岩になったというところで休憩。岸に上がりました。
この石も真っ白で不思議ですね。上に上がれるというので、なんとかと煙は…。

それから、この「釣鐘岩」というのも有名のようです。
その近くには、イルカが上を向ているように見える岩も。

基本的には緩やかな流れですが、ちょっと早くなる「瀬」というところもありまして、
ちょっと動画を撮ってきましたので、ご覧いただければと思います。

新宮に近づいてくると、「昼嶋」という岩が。こちらでは神々が休憩をしたんだって。
岩の上が柱状節理で碁盤の目のようになっているので、ここで神様たちが囲碁を打ったとの話も。

流れが緩やかになったところで、船頭さんが櫓こぎをしてくれました。音がいいですね。
さらに、ガイドさんが笛の演奏を。いい雰囲気でした。こちらも動画がありますのでどうぞ。

実際は、櫓こぎではなくて、棹で進んでいたそうですけどね。いやー、大変だ。

まもなく新宮というところで、「御船島」という熊野速玉神社の神事を行う島をぐるりと。

ということで、1時間ちょっとで新宮に到着しました。
風もあったのでそこまで暑さは厳しくなかったかなー。笠もかぶっていたしね。

熊野川舟下り、おすすめです。「道の駅 熊野川」から運航されています。

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