4月になって、今年度もがんばっていこうと思うわけですけど、
それよりも気になるのは来年度・再来年度からの新課程なんですね。
先日、大学入試センターから、
共通テストに新設される科目のサンプル問題が示されまして、
「公共」も「情報」もどちらも関わりがあるものですから、
今回の改訂にはいろいろ気を遣っていこうと思っているのです。
社会の中でも公民科は長い間何も変わってこなかったので、
これだけ変わってしまうのは初めての経験なのです。
で、それぞれの問題を解いてみたのですが、
「公共」の方は、提示されたもののほとんどがその場で考える問題で、
知識はそこまで必要とされていないので、どうやって対策するんでしょうかね。
まあ、すべてがあのような問題ではないでしょうから、
基本的には今まで通りでいいんだと思うんですけどね。
中には、これは現代文の問題なのでは?というものも。
その問題は答えを見てもなぜそうなるのかさっぱりわかりません。
解説もないので、模範解答が間違っているのではないかと思うほど。
一方、「情報」の方は、問題数もがっつりあったんですけど、
いやー、かなり難しかったですね。あんなの無理でしょう。
時間をどのくらいとるのかわかりませんが、60分なのかな。
それで解き終わるのか?と思うくらいに複雑でした。
むずかしいというかめんどうな感じで、文系の子にはかなり厳しいでしょう。
プログラミングも、あんな問題を解かせて能力が向上するとは思えなくて、
むしろ、プログラミングから人々を遠のかせるんじゃないかと。
よくわからなくても、触ってみることから始めようというのが、
今のプログラミング教育の基礎にあるのではないかと思いますが、
もちろん、それでは対応できないような問題なので、
あれも、対策の方法が難しいでしょうね。
教えてできるようなものではないと思います。
さらに、相関関係を考える分析の問題は、小数の計算も出てきて、
今年の共通テストの数ⅠAにも似たようなのがありましたが、
果たしてあれは「情報」の内容なのでしょうか?
いずれにせよ、採用する大学がないことを祈るばかりです。
あったとしても、理系の上位とかかな。
何がしたいのかさっぱりわからない改訂ですね。
「変える」ということ自体を目的にしているとしか思えません。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。