
2月に入って、そろそろ確定申告の時期がやってきますね。
源泉徴収票もそろったので、入力だけでもしようということで、
「確定申告書等作成コーナー」からデータの入力を行いました。
いつも入力だけは早いんです。それをいつ送るのかというところで。
で、今回は「ふるさと納税」の分もあったのでそちらを入力して、
そしたら、なんだか思ったところとは違うところに数字が入っていました。
ちなみに、自分は「ふるさと納税」には否定的な立場でして、
税金は自分が住んでいる自治体に払うのが筋だと思っているので、
災害義援金など、限られた場合にしか行っていません。
そんな「ふるさと納税」ですが、扱いとしては寄付なんですよね。
そして、その寄付額のうち2000円を引いた分が所得税や住民税から控除されるわけです。
税の仕組みとして、控除には2種類があって、所得控除と税額控除なんですけど、
所得控除というのは、所得額から引かれる仕組みなんですね。
なので、所得控除の場合は、控除額がそのまま税金の減額分になるのではなくて、
控除額に所得税率がかかった額が税金の減る分となるわけです。
ということで、「ふるさと納税」は所得控除ではなくて税額控除だろうと。
税額控除というのは、控除額の分だけ税金が安くなるというもの。
そしたら、確定申告書には所得控除の方に数字が入ったんですよね。あれ、違うじゃん。
システムがおかしいのかと思って、そこで調べてみたのです。
そしたら、所得税については所得控除で処理されて、
減額されなかった残りの分は住民税の方で処理をするということでした。
さらに、住民税の方でも、まずは所得控除で計算をして、
さらに残っている分を特例分として税額控除するんだって。
なんとも複雑なやり方をしていますね。そうするのが役所にとってはやりやすいのかね。
詳しくは国税庁のページをご覧ください。
多くの人は確定申告ではなくて、ワンストップ特例を使っているんでしょうかね。
なので、勝手にお金が戻ってきているんでしょう。こんな仕組みなんて知ることもなく。
ちゃんと戻ってきているのか、確認できるのかしら。
住民税のお知らせとにらめっこしようと思います。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。