火曜日はお休みです。
でも、今日は学校に行ってテストの採点をする予定だったんだけど、
昨日けっこうはかどったし、かなり疲れたのでお休みしました。
で、家でゆったりと映画を見てみました。
「殯(もがり)の森」です。
先日のカンヌ国際映画祭において、
最高賞に次ぐグランプリ(審査員特別大賞)を受賞した作品です。
日本では6月23日から「シネマ・アンジェリカ」にて公開ということですが、
それに先立ってテレビで上映されたんですよ。
Yahoo!かミクシィのニュースで見つけたのかな。
今日の20時からNHKのハイビジョンでやるって。
で、うちにあるテレビは14型のテレビデオなんだけど、
ケーブルテレビの回線でテレビを見ているので、
PCで受信するとBSデジタル放送が見れるんですよ。
(ケーブルテレビに加入しているわけではないです)
ってことで、
上映されたら見に行きたいかな、とも思っていたので、
部屋を暗くして映画館気分で見てみました。
で、感想なんだけど、やっぱり難しかった。
映画祭で大賞を取っちゃうような映画って、
その筋に人には伝わるんだろうけど、
俺みたいな人間には伝わらない難しさがあると思っていたら、
やっぱり難しかったね。
放映後に監督インタビューがちょっと流れて、
映画の解説じゃないけど、紹介VTRもあったので、
それを見てなんとなくわかったような気がしました。
感想は「続きを読む」からどうぞ。
たいした感想じゃないけど。
殯(もがり)とは、
敬う人の死を惜しみ、しのぶ時間のこと
また、その場所
という意味があるそうです。
妻を33年前に亡くした認知症の男性と、
わが子を亡くした介護士の女性の2人の話なわけだけど、
なぜその組み合わせなのか、見ていてわかった気がしました。
認知症の男性役の人なんだけど、俳優さんというわけではなく、
監督の手助けをしていたライターさんなんだそうです。
そんなことは思わせないすばらしい演技だったんだけど、
でも、ちょっと他の老人の人とやっぱオーラが違うというか、
血色がいいんだよね。
そこはちょっと気になったところかな。
移った瞬間に、はい、私主役ですよってオーラがあるって言うかね。
まあ、そんなところはどうでもいいことなんだろうけど…。
メインテーマは死と向き合うってことなんですよね。
映画の前半に「生きてる」とは何なのかって話があって、
生きながら死と向き合わねばならないわけで、
でも、死と向き合えたからこそ生きられるのかもしれないわけで、
そういうことが言いたいのかなー。
放映後の監督インタビューで、
認知症の人は認知ができないだけで、感情はあるのだ
そんなことを言っていました。
そういうメッセージもあるそうです。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。