今日で1年

あの日から1年が経ちました。

あと2日あるって話かもしれませんが、
自分にとっては同じ曜日である今日が1年前という感覚です。

あの時、自分は家にいました。
本当ならば職場にいてもおかしくなかったんですけど。

ちょうど試験が終わったころで、自分の試験は水曜日にありました。

その水曜日は、あとで前震であると分かった地震があった日なんだけど、
前の日にけっこう夜更かしをしたこともあって、
おそらく採点中に眠くなってたいして進まないだろうと、
そう思っていたんだけど、なぜか眠くなることもなくその日で終了。

木曜日はもともと休みの日と設定していたので、
それが終わらなければ、金曜日に出勤する予定だったのです。

出勤していれば帰宅困難者になっていたわけで、
めぐりあわせというのはわかりません。

その日の夜には塾の授業が予定されていましたが、当然中止に。

まあでも、その後の混乱は計画停電のせいなんですよね。
だって、翌日の土曜日には普通に買い物とかしてるんですもの。

計画停電が発表されたのが日曜日の夜で、月曜日から大混乱でした。

あれから地震に対する警戒というか備えがしっかりしてきていて、
今まではなかったような備えがされるようになりましたよね。

昔だったらそんなこと言わなかったようなことを言うようになった。
昔だって大きな地震が来る可能性はあったのにね。

少し前に東大の地震研究所が発表した「4年以内に約70%」という数字。

最近になって「4年以内に50%以下」に訂正されたそうですが、
この数字自体にはたいした意味があるわけではなくて、
それだけ起こる可能性があるからしっかり備えろよってことなんだとか。

塾の理科の授業で地震を扱うことがあって、
その時に、日本のどこにいても地震は避けられないだろうって話して、
まあ、いやだったら地震が起こらない安定陸塊に行けばいいんだけど、
(安定陸塊なんてないという主張もあるようですが)
まあそれは現実的でないので、だから備えることが必要だと。

ボーイスカウトのモットー(規範)は「備えよ常に」だそうで、
これは、同僚の某先生の口からも聞いた言葉だし、
先日の長沼先生の公開授業で、宇宙飛行士の野口さんの座右の銘でもあると、
そんなことを聞いたことがあるんですが、まさにその通りなんですね。

原発の方にばかり話がいきがちなんですけど、
地震そのものに対する備えをしっかりと各自でしていきましょう。

単に、来るかもしれないから怖いね、って話だけではダメです。

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