「地下神殿」に潜入・中編

ということで、続きです。引っ張るのはどうかと思いまして。^^

先日は「地下神殿」こと「首都圏外郭放水路」を見学してきました。
「調圧水槽」というのが、まさにその「地下神殿」です。

狭い階段を抜けて、とうとうやってきました。
中はそこまでではないけど、ちょっと水というか泥というかのにおいが。

さて、一気に広がった地下空間。本当にすごかったです。
すげーって声を出しても、広すぎてそこまで響きません。

でも、やっぱり子供の声とか、説明しているマイクの音とか、
中にかなり響いていたようでした。

一緒に行った友人が、施設の説明をしている音声を録音していたので、
その音源を聞いてみてください。何人の人がいるの?って感じ。

調圧水槽は幅は78メートル、奥行きは177メートルもあります。

端には第1立坑があって、ここの深さは70メートルもあります。
自由の女神がすっぽり入ってしまうくらいだそうです。

普段の一般見学会はこの第1立坑の付近だけなんだそうで、
調圧水槽全体を見ることができるのは今回の特別公開だけ。

ここの水が入ってくるのは年に10回前後あるみたいなんだけど、
入ってくるたびに、3センチくらいの泥がたまってしまうんだそうで、
10回もあれば30センチくらいはたまるんですって。

洪水の時期が終わると重機を入れてそれを全部きれいにするんだそうで、
一般見学のときは、第1立坑のまわりを手作業で掃除してるんだって。

ということで、人が入らない上の方には泥がたまっていましたね。

一番奥には水を吐き出すポンプ施設があって、
そこにあるインペラ(羽根車)も特別公開されていました。

これがまわると1秒間に50トンもの水を出せるんだとか。すげー。

ところどころに説明員の方がいたので、あれやこれや聞いてしまいました。
なかなか勉強になりました。ありがたいことです。

一度入ってしまうと、なかなか外に出てしまうのが惜しくて、
1時間くらいふらふらしていました。

いやー、ホントまた来年も行きたいです。

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