関の街へ

9月になりました。台風の動きがちょっと心配ですね。

さて、郡上八幡に行ってきたときの話の続きなんですが、
帰りは長良川鉄道を使ってきました。駅までは「まめバス」に乗って。

すると、駅がちょっときれいになっていまして、
切符売り場の隣にあったスペースがカフェになっていました。

かつては、古い鉄道の資料が並べてあったんですけどね。
あれがなくなったのはちょっと残念だったかな。

ホームまわりもきれいになっていたかな。駅名標とか。

で、今回は終点まで行かず、途中の関駅で下車。
関の街を歩いてきたのでした。

まずは、駅から少し行ったところにある関善光寺へ。

こちらには、五郎丸ポーズに似た大日如来像があるとのことでしたが、
それよりも気になったのが「卍戒壇巡り」でした。

戒壇巡りは、清水寺や長野の善光寺などでもできますが、
こちらは「日本で唯一」となっていて、卍型というのが珍しいのでしょう。

ということで、せっかくですので巡らせてもらってきました。

真っ暗だし、その中を静かに歩いていくのは何とも言えない気持ちですね。
無事に錠前に触れることもできて、それから出口までの経路がけっこうぐるぐると。

出てきたところに書いてある言葉がよかったですね。
ぜひ、ご自身の目で見ていただきたいところですが、なかなか関は行かないかな。

そのあとは、すぐ近くにあった弁慶庵(惟然記念館)へ。

こちらは、松尾芭蕉のお弟子さんであった広瀬惟然を記念して作られた場所で、
広瀬惟然という人は、芭蕉の最後の旅にも同行をした方なんだそうです。

それでも、人生としては波乱万丈で、なかなかだという話を伺って、
どんな形で歴史に名が残るかわからないなーと。

こちらでは句会も定期的に行われているということで、そのあたりのお話も。
自分も一応句会のようなものに参加していますんで。

いろいろとお話をしてくださってうれしかったです。いい出会いでした。

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