超電導リニアに乗車!
- 2017.11.04
- 電車の話
今日も暖かい1日でしたが、午後になってだんだんと曇ってきました。
夜には一気に寒くなるというのでお気をつけて。
さて、先日は超電導リニア試乗体験に行ってきたわけですが、
いよいよ、試乗会の時間がやってきました。
集合場所に行くと、まずは手荷物検査。そして、金属探知機。
その後は搭乗券の発券と、まるで飛行機に乗るような感じでした。すごいね。
ちょっと残念だったのは、搭乗券がペラペラだったってことかな。
ちゃんと名前が入っていたのはうれしかったですけどね。
会場にはすでにたくさんの人が。この時点ですでに号車・座席別に座ることに。
これはなかなかいいアイデアですね。そのまま移動すればいいわけだから。
簡単な映像が流れた後、簡単に説明があって、すぐに移動となりました。
入口付近も飛行機の搭乗口みたいな感じに。実際もこうなるのかなー。
自分は4号車だったので3号車を通過しての乗車でしたが、
連結部分は真ん中部分がちょっと盛り上がっていて、あそこには何があるんだろう?
車内では写真も撮ってもらって、そしたらほどなくして出発しました。
まずは、東京方面に時速320キロで走って行きますが、後向きでした。
リニアは発車時点から浮遊しているわけではなく、低速のときは車輪で走ります。
その後、加速してきたら車輪が格納されて浮上走行に移るわけです。
なので、初めはゴロゴロいっていて、それがすっとなくなるわけですが、
飛行機とは違って車両が浮き上がるわけではないので、ふわっと感はありません。
この辺のところは名古屋の「リニア・鉄道館」で体験したことはありましたが、
実際の車両だと、走行音がけっこうしているので、しーんとするわけではないですね。
東京側まで行ったところで、今度は前向きで走行します。いよいよ時速500キロです。
外を流れる風景もそこまで早く感じないかもしれませんが、
トンネル内の明かりが過ぎていくスピードがけっこう速いのがわかるでしょうか。
ぐんぐん加速するので、けっこうその加速感が体に来ますね。
途中から上り坂にもなったので、ずっと加速しているような感覚になっちゃいました。
時速500キロからちょっと減速に入るところでグッとブレーキがかかった感があります。
座席に座っていてもくっとなる感じですね。立っているとおっとっとってなるかも。
さらに、だいたい時速150キロ前後で浮上走行から車輪走行に変わりますが、
車輪が付く瞬間はもっとくっと感があります。
そこは、飛行機が着陸する時の感覚に似てますね。衝撃はありませんけど。
途中、けっこうな勾配とともに曲線区間もあって、その辺は実験線ですからね。
時速500キロのままカーブをまわりますが、これも横への力がまあまあかかります。
電車ではなかなか感じることはないんじゃないかな。
普通の電車はあんなスピードをカーブでは出せませんからね。
さて、大阪側まで行ったら、今度はまた後向きに走りました。
後向きのままで時速500キロ行くので、大丈夫かな?と思ったんだけど、
下り坂が多かったためか、前向きよりも乗り心地はよかったですね。
なので、実際の車両でも、後向きがいいんじゃないかな。
ということで、後向きでも時速500キロの映像もどうぞ。
速すぎて、外の明かりがどっちに進んでいるのかが分かりにくいですね。
時速500キロで2往復して、全部でだいたい30分の乗車でした。あっという間でしたね。
でも、この30分だけでも、100キロ程度移動しているんですものね。
品川から名古屋まで40分で結んでしまおうというのがリニア中央新幹線なので、
あの時間とちょっとでもう名古屋着ですって。ホントすごいなー。
降りた後に今まで乗っていた車両を近くから撮ることができました。
ああ、夢の時間でした。でも、これがあと10年で現実のものになるんですね。
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