「記憶にございません!」
- 2019.09.23
- 映画
すっかりラグビー漬けの日々となっている今日この頃です。
そんな今日は映画を見に行ってきました。
三谷幸喜監督の「記憶にございません!」です。
三谷作品はいつも見たいなーって思うんだけど、
結局、見ないまま終わってしまうことばかりで、
でも、今回はテーマ的にもぜひと思ったので見に行ってきました。
憲政史上最悪の総理大臣の話ですからね。
話の流れはそこまで複雑ではなくて、
政治をあまり知らなくても十分に楽しめる内容だったと思います。
もちろん、そうはうまくいかないだろー、って展開もあるわけですけど、
終盤は、こうなるのかな?という予測を見事に透かしていって、
でも、しっかり、ああ、やっぱりそうだったんだーって。
三谷監督は、何か政治的なメッセージを出したいわけではない、
というコメントを出していたと思ったんですけど、
その通り、具体的な何かを訴えるようなものではありませんでした。
ただ、ああいうストーリーが成り立ってしまうということは、
どこか、あの史上最悪の政治に近いものが行われているからなわけで、
やっぱり政治なんてそんなもんだよね、って思われてしまっている、
そんな政治家さんたちには心を入れ替えてもらいたいところです。
劇中に出てきたセリフの中で、
国の政治は機能している。国民たちは安定を求めているんだ。
というのが出てきて、ホントそうだよねーって。
いくら悪いところがあっても、激変するよりはマシって、
本当にどこかの国のことを言っているようでした。
あと、出演者もいろいろといいところから持ってきてるなーって。
ずんの飯尾さんとか、元NHKの有働さんとか、いい味出してました。
最後まで分からなかったのは、ROLLYさんと濱田龍臣君。
何でこんな知らない人を使ってんだろうって思ってたんですよね。
そしたら、その2人でした…。いやー、特にROLLYさんはわからんよ。
まあ、劇場で見る必要はありますか?と聞かれたなんとも言えませんが、
イオンシネマは月曜日が安いってことで、今日は1100円で見れたので、
まあそれだったら劇場で見てもいいのかもね。
テレビでの放映を待つのもありかもしれませんが、
今日は連休中ということもあって、まあまあ人は入ってましたね。
外に出るときれいな夕焼けが広がっていました。
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