沖縄に行ったのはちょうど1年前のことでした。
ふと思いついて、1週間で計画を立ててのことでした。
1泊2日の日程でかなりきびしかったけど、
1日目は沖縄の戦跡をめぐる1日にしたのでした。
あれから1年たってしまいました。
4週連続映画鑑賞の最後は「ひめゆり」です。
今回も単館上映です。
太平洋戦争末期の沖縄戦において、
「ひめゆり学徒」として戦場に駆り出されていった少女たち。
動員された生徒は222人、教師18人。
みなさんの話を聞いてみればわかりますが、
10代の少女たちがそんなにひどい体験をしたのかと思います。
映画のチラシには、
「忘れたいこと」を話してくれてありがとう
と書いてあるわけですが、まさにその通りだと思います。
今回見に行って本当によかったです。
1年前に沖縄を訪れた際、
ひめゆりの塔にあったひめゆり平和祈念資料館に行ったんだけど、
そのときはただただ涙がこみ上げてきてしまって、とても心が重くなって、
中にあった手記とか資料とかを見る余裕がなくって、
そのまま帰ってきてしまったのでした。
なので、今回は冷静にみなさんの話を聞けてとてもよかったです。
1つ心に残った言葉を。
亡くなっていった人たちは国のためだとか天皇陛下のためだとか、
死ぬのが当然のことであり、名誉だと思って死んだんだと思います。
でも、死の一瞬前に「助けて」と言ったんですよ。
誰も死なんて望んでいなかった。
自決がすばらしいとは思っていても、望んではいなかった。
「ひめゆり」はドキュメンタリー映画なので、
ただ淡々とお話を聞いていくだけなのですが、
興味のある方はぜひともご覧になってください。
興味がなくてもご覧になってください。
東中野の「ポレポレ東中野」で上映中です。
2004年からブログを書いています。思ったことを気ままに書いていますが、旅に出るとその記事で埋まっていきます。旅行は日本国内が中心で、2022年6月に旅をした和歌山県をもって、47都道府県すべてを訪れたことになりました。好きなアーティストのライブにもちょいちょい行っています。
文系学部卒だけど理系脳なのか?という感じ。
このブログではできる限り政治に関する発言は控えようと思っていますがたまに漏れ出します。その辺のことはX(旧twitter)でがっつりつぶやいてます。